冷凍ごはんをオエっとさせない2つの秘訣
少し前、冷凍ごはんがまずいことが話題になっていたんだけど、お米が大好きで2日に1回は冷凍ご飯を食べている僕からすると、このまとめにはある重要な観点が抜け落ちているように思う。
冷凍ごはんがまずくなる2つの理由
僕もかつては冷凍した米はオエっとする派だった。
実家ではよく黄色くなったご飯がラップにくるまれて冷蔵庫の中に漬物石のように置いてあったのだ。
考えてみるとなんでオエっとするかの理由は2つだ。
- ジャーで保温していた匂い。
- 冷凍庫の匂い。
これらの匂いがしみついてしまうことで食欲がなくなるんだと思う。
特に冷凍庫でついてしまう匂いは強烈で、霜を食べてるような気分になるので、オエっとしてしまう気持ちはよくわかる。
これはお弁当なんかでもよくある問題で、いちごとおにぎりを一緒にいれたときの匂いなんかもそうだ。
そんなわけで冷凍ご飯はより匂いが強いチャーハンやカレーのおかずにしていた。
冷凍ご飯をおいしく食べる秘訣2つ
さて、もう理由のところで答えがでているのだけど、まとめの旦那さんにしても僕にしても、お米に移った匂いがだめだったわけだ。お米という素材は匂い移りがしやすいのだろう。
つまり匂い移りを防げばいいのだ。
- ジャーで保温していた匂い。→炊き立てのご飯を冷凍する。
- 冷凍庫の匂い。→保存容器に入れて冷凍保存する
この二つだけでオエっとなることは防げる。
実際に僕が現在食べている冷凍ご飯は、この2点を守っているため、以前のようにオエッとすることがなく美味しく食べられている。
逆にいうと保温して誰も食べなくなったご飯を、ラップで巻いて冷凍となったご飯は今でもオエッとしてしまう。
保存容器について
容器はジップッロックとかもあるけど、100均で売ってるこれでいい。日本製。容量は何種類かあってこれは280くらいかな。お茶碗1杯半くらい。これ一つでは足りないけど、二つでは多いみたいなことはあるので、少し小さめのものと組み合わせるといいと思う。
ごはん用によくある丸いタイプは冷凍庫を有効に使いづらいので四角い方がよい。もちろんあなたの冷凍庫が丸型でないのなら。
容量より大事なところはふたのふちが湾曲しておらず、載せるだけのタイプというところだ。ふたがカチッとなるタイプだと洗った後にそこに水がたまり、乾いたと思って取り出すとふちのところに溜まっていた水がピシャッとなって地味にストレスだ。そのうえガッチリしめると温めたときに密閉されてるため真空状態に近づいてしまう。
冷凍する際の手順について
まず、炊き立てのご飯をこの容器に入れて、ふたを軽く乗せ、冷めるまで待つ。
ある程度冷めたらふたについた水滴を落としてから、今度はしっかりふたを閉め、冷凍庫に入れればよい。
冷ます時間は季節にもよるけど1~2時間で充分だと思う。食事を食べる前によそって、食事を食べ終わった後にしまう感じだ。
別に冷凍庫に溶けて困るものがなければそのまま入れてもいいと思う。急速冷凍のほうが風味は失われないらしいので。
こんな感じで保存している。
ちなみにこのお米もお肉もふるさと納税でもらったもので、これもそのうち記事に書きたい。
冷凍ご飯は一人暮らしになくてはならないもの
一人暮らしなので、5合炊いて、だいたい2合くらいは炊き立てを保存容器に入れている。炊き立てのご飯が10だとしたら8くらいのクオリティはあると思う。この方法を教えてくれたのも、一人暮らしが長い料理上手な女の子だった。
とりあえず家に食料がねーっ!ってときにもまずい米を食わなければならないことは防げるので、これからの新生活を送る君達にもオススメだ。
おわりに
ちなみに外国人が言いにくい苦手な日本食のもの一つに、炊き立てのご飯の匂いがあると、なにかで読んだことがある。
僕は炊き立てのご飯の匂いは好きだけど、確かに慣れていなければお米自体に匂いのクセはあるよね。これをやっても旦那さんは冷凍ご飯が無理そうなら、主観の問題だからあんまり神経質にならない方がいいと思う。
だって、ご飯がなければケーキを食べればいいじゃない。
なんてね。